こんにちは。
誰もが知っているサッカー界のヒーローと言えば、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナです。
2020年に残念ながら60歳でこの世を去ってしまいましたが、彼の生涯をもとに2021年に作成されたドラマ「マラドーナ」がアマプラで公開されています。
作中でマラドーナは年齢によって4人の役者によって演じられているわけですが、どんな人たちなのか気になったので調べてみました。
サッカー界で世界的に有名になって光り輝いたヒーローの光の部分と影の部分が作中描かれるわけですが、どちらのマラドーナもまぎれもないマラドーナですが、ピッチ上での集中力で周囲を巻き込んでサッカーをプレーして、ピッチの外では人生を謳歌していたように思います。
その人生はサッカーのために捧げられ選手としてのマラドーナは間違いなく輝きを放っていました。
今回はアマプラ独占配信のマラドーナを演じる4人の俳優は誰?というお話です。
アマプラでマラドーナを演じた4人の俳優は誰?

マラドーナの生涯は60年ですが、48歳でアルゼンチンの代表監督に就任するまでは光り輝いていました。
一方で薬物の使用は現役時代から始まっていて、その疑惑のおかげで名古屋グランパスへの移籍話が無くなってしまったことがありました。
日本のファンにとってはマラドーナのプレイが日本で見れるかも!という夢のような話が消えてしまった苦い思い出となってしまいました。
マラドーナの少年時代を演じたのはフアン・クルス・ロメロ

マラドーナの少年時代を演じたのはフアン・クルス・ロメロくんでした。
幼く見えるのですが、ドラマ作成当時の2021年は15~16歳ということで日本で言えば中学生か高校生の年齢でした。
ボールさばきが完全にプロっぽかったです。
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それもそのはず 、フアンくんは1日の半分をサッカーをして過ごしているのです。
まさにキャプテン翼風に言えば、ボールは友だちなわけです。
フアンくんはこの作品が役者としてのデビュー作でした。
そして、今回マラドーナを演じた3人の中で一番サッカーが上手なのはこの子でした。
10代のマラドーナはニコラス・ゴールドシュミット
マラドーナがプロ入りしてアルゼンチンの代表チームに入るまでの10代の頃を演じるのがニコラス・ゴールドシュミットです。

ニコラス・ゴールドシュミットは1986年9月1日生まれのアルゼンチンの俳優です。
2022年10月現在で36歳なので、ドラマ撮影時は35歳前後となります。
10歳の頃から役者としての歩みをスタートしていて出演作品は数知れず。
マラドーナでは若い役ですが35歳前後で20歳前後の役を演じたことになります。
若い頃のマラドーナの青春時代の心の葛藤や元気な姿など様々な表情を描く難しい役を演じています。
マラドーナの青年期を演じたのはナザレノ・カセロ
マラドーナがアルゼンチンでの地位を不動のものとしてスペインのバルセロナに入団する青年期を演じるのがナザレノ・カセロです。
ちょうど年齢にして22~23歳頃から中年にさしかかる頃までのかなりの長期間にわたるマラドーナを演じています。

ナザレノ・カセロは1986年6月19日生まれのアルゼンチンの俳優です。
面白いことにマラドーナの10代を演じたニコラス・ゴールドシュミットとは同級生です。
20代にさしかかり名門のバルセロナに入団したマラドーナの円熟を描くという大人の役割を演じていることもあって同い年のニコラスよりもなんとなく貫禄を感じてしまいますよね。
芸能歴はなんと8歳からということでニコラスよりも2歳先輩です。
これも貫禄を感じる理由かもしれませんね。
アルゼンチンでは有名な芸能一家で、父親は有名なコメディアン、妹は歌手で女優です。
どの役者さんも髪型をマラドーナに似せているのでマラドーナっぽいですが、普段は皆さん違った雰囲気です。
特にナザレノはイケメンです。
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インスタでドラマの撮影シーンも公開してくれていてサービス精神が旺盛な方ですね。
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この年代のマラドーナは既に超有名人なので映像が多くあり、このドラマの中でも決定的なプレーはマラドーナの実際の映像が使われていて役者が華麗な球さばきを披露することはあまりありません。
マラドーナの晩年を演じたのはフアン・パロミノ
マラドーナが薬物の過剰接種でボロボロになってしまった姿を演じたのはフアン・パロミノ。
この頃のマラドーナは太ってしまっていて、全盛期のマラドーナを見てきたファンたちにとっては残念な容姿になってしまっていますが、そんな姿を再現しています。

フアン・パロミノは1961年7月6日にアルゼンチン人の母親とペルー人の父親の間に生まれました。
24歳で劇団を結成し、31歳でテレビデビューを果たした遅咲きの俳優です。
結婚は2度目で2001年に女優ルシラ・ロビロサと結婚して子どもが生まれています。
フアンがマラドーナを演じた2021年は偶然なのかマラドーナが亡くなった60歳でした。
マラドーナの生涯を描いたドラマ

アマプラで公開されているマラドーナは全10話でアルゼンチンの英雄マラドーナの生涯を描いたドキュメンタリーです。
ドラマの冒頭では事実に基づいたフィクションで、登場人物が実在の人物に似ているのは純然たる偶然だと紹介していますが、かなり正確にマラドーナを描いているはずです。
マラドーナの活躍した当時のアルゼンチン
マラドーナがサッカーで世界に飛び出していた時、アルゼンチンは独裁政権で、国民への弾圧が激しい時代でした。
国を挙げてサッカーを奨励していたのは、国民の目を政府の国民への残虐行為から目をそらすためだったと言われています。
優れた選手への報酬が桁外れなものだったのはこのためです・
だからこそ、サッカーで活躍してお金持ちになることを夢見て取り組む子どもが多かったんですね。
マラドーナが愛された理由
マラドーナは貧しい家庭に生まれ育ちましたが、サッカーの才能に恵まれ幼少期から周りの人たちに驚きを与える存在でした。
サッカーでの成績は1986年のW杯がマラドーナの最大のハイライトでしたが、ピッチの外では薬物依存をマスコミからつつかれたり、プライベートにマスコミが踏み込んでくることに怒りを隠さずカメラの前でやりあったりと、マスコミにネタの提供をすることが多い人でした。
何よりもサッカーに対する情熱を周りに電撃的に伝えて鼓舞する能力に優れた魅力を持ったキャプテンだったことが、人気の理由だと思います。
2020年11月25日にマラドーナが亡くなった後に様々な国で開催された多くの試合で黙祷が捧げられたことからその影響力がわかります。
アマプラのマラドーナを演じた4人の俳優は誰?:まとめ

アマプラで配信されているマラドーナのドキュメンタリードラマはマラドーナの生涯を4人の俳優が演じています。
その俳優について紹介しました。
このドラマでマラドーナを演じている役者さんは皆アルゼンチンの人です。
アルゼンチンでマラドーナがどれだけ愛されているかがわかりますね。
そして、もちろんその人気は世界にも波及しています。
マラドーナのことを語る時に必ず薬物依存のことが語られますが、薬物を使ってしまった体でもあれだけのプレーをしてしまうマラドーナの身体能力が並みのものではないことがわかります。
マラドーナはサッカーに関わる人にはもちろん、サッカーを知らない人にも知られている数少ない人ですが、その人生は実に人間臭く、自由奔放でした。
でも、ピッチの中でのサッカーに対する情熱、集中力は神がかりなものだったことがこのドラマを見ればわかります。
今回は2021年に公開されたアマプラのマラドーナを演じる4人の俳優は誰?というお話でした。