こんにちは。
春になり暖かくなってくると外で過ごすのが気持ちよくなりますね。
例えば、ご飯を食べること一つとっても、部屋の中で食べるよりも昼は青い空、夜は満天の星を見ながら食べることでいつもと違う体験となります。
小さな子どもがいれば、テントで寝ることに盛り上がったり、ちょっとした物音を怖がったり様々な表情を見せてくれ楽しませてくれます。
そんな楽しい体験をまとめてできるキャンプを一度は経験してみたいと思っている方に、今回は初心者から必需品となるので用意しておくとよいキャンプ用品をお伝えしたいと思います。
我が家もキャンプは年に1度行くか行かないかなので、初心者とあまり変わらず失敗もたくさんします。
そんな中でこれは必需品と思えるキャンプ用品があります。キャンプ用品というより日用品もあります。
これを見て初心者の方も買わなくても家にあるものでも楽しめるものもあるのでまずは体験してみると面白いですよ。
初心者のためのキャンプ用品の必需品は最小限に

キャンプで一番大事なことは楽しむことです。
けっこうあれもこれもと考えて荷物が増えると準備も片付けも大変になります。日常的に使っているものでも、それが無いことで他のものを代用するなどの工夫で乗り切るくらいのつもりでなるべく荷物は必要最小限に抑えましょう。
年に一度行くかどうかのイベントのためにそろえる必要があるのかという視点で考えてもらえばよいと思います。
荷物が大げさになってしまうことで、年々面倒くさくなってしまいキャンプに行かなくなってしまうこともあります。
持って行く前にリストを作って、そこから本当にそれが必要かどうか考えて削って行きましょう。
キャンプ初心者のキャンプ用品必需品(衣類篇)
服装はいつも通りでも構わないのですが、自然の多い山川海へ行くことになり、風が強かったり、突然の天気の変化もあるので普段着にプラスして上着は1枚用意しましょう。
強い日差しでやられないように帽子も必須です。
それから、小さな子どもたちが最初はそのつもりが無くても、気持ちが盛り上がって川や海で泳いだりすることもあるのでプール道具は持って行きましょう。
それから、宿泊する場合は入浴もすると思うのでお風呂セットとパジャマ歯磨きセット。結構忘れます。
ドライヤーはコンセントが無いと使えないですが、共同洗面所にコンセントがあったり、キャンプサイトにコンセントがついているところもあるので事前に確認しておきましょう。
リストにしていますので参考にしてくださいね
- 上着(普段着の上に羽織れる物)
- 帽子
- 特に子どものプール道具
- お風呂セット
- パジャマ
- 歯磨きセット
- ドライヤー
キャンプ初心者のキャンプ用品必需品(食事篇)
食事はキャンプの中では皆で取り組むことで盛り上がるシーンです。
我が家の場合はキャンプ=バーベキューみたいな理想があって、真っ先にバーベキューコンロを買ってしまったのですが、それにとらわれる必要もないかと思います。
カセットコンロと鍋やフライパンで作るのもいいですし、それすら面倒であれば近くに食事するところがあればそこまで車で行って食べたっていいのです。
また、キャンプ場によっては食材からバーベキューコンロまで全て準備してくれるところもあるのでそれを利用するのもありです。
カセットコンロの場合、風が少しある場合にすぐに火が消えてしまうので、キッチンで使うようなアルミの囲いをテープで机に固定して使った方が快適に使えます。
食べるものは、基本的には何でも大丈夫です。外で食べるだけで盛り上がること間違いなしです。
肉、野菜を焼いて焼肉のたれをつけて食べるだけでもいいです。
炊飯は、これまた飯ごう炊爨(はんごうすいさん)や土鍋などでするのもいいですが、飯ごう炊爨の道具は持っていない方がほとんどです。
土鍋などは外でやるとカセットコンロでやったことがありますが、火が偏って当たる所がばらつきがあるのでうまく炊けないことが多いです。
おにぎりを行く前に握って持っていくのも手軽です。また、コンセントがついているキャンプサイトもあるので、事前に確認してコンセントがついているサイトであれば炊飯器を持っていってそこで炊くこともできます。
飲み物はお茶、ジュースなどクーラーボックスにたくさん入れて持って行きましょう。
保冷剤を事前に凍らせ一緒に入れておきます。
ただ、この方法は1泊しか保冷できません。
食事をサイト内でする場合は全員で使える広さのテーブルと人数分のいすは必要です。
食事を入れる皿や飲み物を入れるコップですが、紙のものを使って捨てるのが楽です。
ただ、洗うのが面倒でなければ、紙のものは風でけっこう飛ばされたりするので、プラスチック製のもので少し重さのあるもののほうが散らかさずに食べることができます。
箸は割り箸で十分です。けっこう落としたり無くしたりするので少し余分に用意しておきましょう。
これもリストにしてます。
-
- カセットコンロ(ガスも忘れずに)
- カセットコンロの覆い
- 紙皿、紙コップ、割り箸(何かと落としたりするので余裕を持った数を用意)
- 食材(肉、魚介類、野菜など)
- 焼肉のたれや好みの調味料
- おにぎりもしくは炊飯器でそこで炊く(炊飯器用延長コード)
- 飲み物(クーラーボックスに保冷剤を入れて冷やしておく)
- テーブル(人数プラス2人くらい座れる広さ)
- 椅子(ゆったり座れるものを人数分)
あったらいいな篇
- バーベキューコンロ(木炭も忘れずに)
- トング(炭用と食材用分けて)
- 火おこし用の着火マン、新聞紙、松の枯葉、松ぼっくり、着火剤、うちわ
- 炭の消火用の水バケツ
- タープ(日よけ用)
キャンプ初心者のキャンプ用品必需品(寝たり休む場所篇)
テントで寝るのは、それだけで盛り上がります。
我が家では子どもが小学生の時はいとこが集まって、家の庭でテントだけ準備してそこに寝ただけでもかなり盛り上がりました。
テントで寝る場合、万が一雨が降ったりした場合にテントの底に水がしみ込むのを塞ぐためにテントの下にブルーシートを敷きます。
それから下が土・砂などのサイトは固くて寝心地が悪いので中には銀マットを敷きつめて寝袋や毛布をかぶって寝ます。自然の中では朝晩の温度差がけっこうあるので、毛布など身体を覆う物はあった方がいいです。
それくらい盛り上がるので、テントで寝る体験は小さな子どもがいれば是非体験してほしいのですが、「テントはハードル高いな」と思われる方はキャンプ場で準備してもらえるところもあります。
事前にお願いしておけば設置しておいてくれます。
また、車でキャンプサイトに入り込めるオートキャンプなら、車中泊もいいと思いますが寝心地はあまりよくは無いのでおすすめしません。
夜は真っ暗なので、明かりは必須です。
おすすめはLEDランタンです。
大きめの物が一つあったほうがいいです。
我が家で10年以上前に買ったコールマンのLEDランタンです。
かなり明るいですし、小さいライトを取り外して使えるので便利です。
何度か1メートルくらいの高さから地面に落としてしまったことがありますが、小さな傷はついてますが割れたりはしておらず、頑丈です。


今は同じ物は売っていませんが、同じような物がコールマンで売っており、取り外したライトを立てて使えるようにスタンドがついているのでさらに便利になっているのでおすすめです。
これ以外に懐中電灯もあった方が何かと便利です。
それから、椅子はゆったり座れる物を1人1脚用意して休めるようにしましょう。疲れてうたた寝してしまえるようにゆったり座れる物が理想です。
寝る時に蚊がいるとかなり不快になるので、蚊取り線香や虫除けスプレーも必須です。
これもリストにしてます
- テント
- 寝袋、毛布
- ブルーシート(テントの下に敷いて水の浸入を防ぐため)
- 銀マット(固い地面を寝心地よくするため)
- ランタン(LEDタイプが安心)
- 懐中電灯
- 蚊取り線香、虫除けスプレー
キャンプ初心者のキャンプ用品必需品(遊び篇)
虫が好きな子なら、虫取り網で虫を捕まえたり、魚釣りをしたり、ボール遊びやフリスビー、バドミントンなど遊びを数え上げればきりがありません。
遊びの必需品は我が家は花火でした。
大人の必需品、スマホの充電は電源付のサイトであればできますが、延長コードでテント内に引き込めば便利です。
延長コードが無い場合は真夜中に夜露が降りるまでに充電を終えましょう。
1泊ならモバイルバッテリーで何とか乗り切れると思います。
今やスマホは無くては困りますが、あえて使わないのもありです。
非日常を楽しみましょう。
これは全てあったらいいなという物でお好みで用意してください
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- ボール
- バドミントン
- フリスビー
- トランプ
- 虫取り網・かご
- 釣り道具
- 花火(火つけようのろうそく・火消し用水バケツ)
- 延長コード
- モバイルバッテリー
キャンプ初心者のスケジュール

まず気をつけたいのが、スケジュールを詰め込みすぎないことです。
何をするのもいつもと勝手が違うので時間がかかります。
食事の段取りと入浴から寝るまでの時間は少し早めに準備をしましょう。
子どもたちは夜は早く眠くなるので寝る準備は早めにしておきましょう。
子どもが寝た後余裕があれば大人だけで話し合うのもいいですが、たいがい大人も疲れて子どもと一緒に寝てしまいます。
大人も同じく寝る準備は早めにしましょう。
キャンプ場への入場からまずはテント設置
キャンプ場の入場は簡単に書類の記載と料金の支払い、設備の説明などがあります。
その後、入場してまずはテントの設置です。それから荷物をテントの中に入れます。ここまでの所要時間はおおよそ40~50分。普通のテントならこれくらいかかるところですが、最近は1ポールでもっと手早く設置できるテントもあるので購入する場合はお店でよく相談した方がいいです。
昼過ぎの入場であれば、食事は済ませていると思うのでしばらくゆっくりできます。
昼食前の入場なら、割と早く食事の準備にとりかかります。忙しいですが、皆で手伝えるところを手伝い合いながら、準備から片付けまでをこれ自体を一つのイベントとしてゆったりと過ごしましょう。
最初のイベントお昼ご飯から遊びへなだれ込み
バーベキューをするなら火おこしに時間がかかります。
余裕を持って始めましょう。
火おこしはけっこうそれ自体を楽しめる人と早く火をつけて食べたい人とはっきり別れます。
手早くつけるために、着火剤や松ぼっくり、松の枯葉、新聞紙など用意しておくと便利です。
その点カセットコンロなら、お手軽で準備から片付けまでがスピーディに終わります。
食事は準備から片付けまでおおよそ3時間くらいみておきましょう。
食事が終わったら、遊びや休憩時間です。
子どもは親が片付けを始める前から遊びに取り掛かる場合もあるので、目の届く安全な場所にいれば多少目を離しても大丈夫ですが、小学校低学年以下の子どもたちは大人の誰かが一緒に遊ぶくらいの方がいいです。
子どもは大人の思いもつかないことをする天才ですから、それによって大人が楽しめることもありますし、逆に危険もあります。
川や湖、海などの水周りで遊ぶ場合は特に注意が必要です。
夕食から就寝まではあっという間
夜は遊びつかれて、皆けっこう早く眠くなるので夕食前に入浴を済ませておくと楽です。
大人も子どもを寝かしつけてから起きるつもりで添い寝しているうちに、そのまま一緒に寝てしまうことも多いです。
うちの子が保育園に通っていた時は腕枕で寝かしつけたのですが、子どもが寝付いたと思い、腕を抜こうとすると起きてしまうことが何度も繰り返されそのまま一緒に寝てしまったことが数え切れません。
食事の後のイベントで花火はよくやりました。
子どもたちが楽しそうにしている姿に癒されながら、今日1日を振り返る時間です。
帰る日のスケジュール
片付けの時間がきちんととれる予定を組みましょう。
慌てて片付けると忘れ物をする原因となります。
テント設置時の時間より少し長く50~60分を見込んでください。
退出の手続きを済ませた後は寄り道をするのか、真っ直ぐ帰るかは皆さんそれぞれだと思いますが、キャンプ道具を家で片付ける時間も織り込んで予定を立てましょう。
次の日まで休みであれば、その日は帰ってすぐに休んで翌日片付けると丁寧に片付けることができます。
キャンプ用品の初心者の必需品とスケジュール:まとめ

キャンプは子どもと一緒に行くと新たな体験を親子でできるので、本当におすすめです。
そこでこれから行こうとする方が、キャンプ用品を初心者が何でもかんでもそろえる必要はないと思います。
必需品のほとんどは家にある物でも代用できることが多いです。
しいて言えば下記の物が新たに購入した方がよいものです。
- 食事用の折りたたみテーブル
- ゆったり座れる椅子
- バーベキューコンロ(あったらいいなです)
- テント(底に敷くブルーシートと銀マットも一緒に)
それからスケジュールは余裕を持って組みましょう。
一度行くだけで家族の思い出になること間違いありません。
是非、今夏初めてのキャンプに出かけてみてください。
今回はキャンプ初心者が持っていくべき必需品とキャンプ用品、スケジュールについてご紹介しました。