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チェンソーマンの作者の藤本タツキってどんな人?

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こんにちは。

少年ジャンプ+で連載中のチェンソーマンがアニメ化されテレビ放送がはじまりました。

勧善懲悪のかっこいいヒーローの姿とはかけ離れた独特の存在感を放つチェンソーマンに注目が集まっています。

こんな作品をつくった原作者の藤本タツキさんがいったいどんな人なのか気になったので調べてみました。

藤本タツキさんはかなりのエピソードの持ち主で、ネットでも話題になっています。

作品から予想すると、まだ若い方なのかと思うのですがどうなんでしょうか?

というわけで、今回はチェンソーマンの作者の藤本タツキさんってどんな人?というお話です。

 

チェンソーマンの作者の藤本タツキってどんな人?

藤本タツキさんはチェンソーマンのアニメ化で、今までの藤本さんを知らない人にも注目される漫画家になったと思います。

私はチェンソーマンで藤本さんを初めて知ったので色々調べましたが、「この人、大丈夫?」と思うようなエピソードがあふれた天才肌の漫画家だと思いました。

 

藤本タツキのプロフィール

 

名前 藤本タツキ
生年月日 1992年10月10日
出身地 秋田県にかほ市
出身高校 秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース
出身地 東北芸術大学美術科洋画コース

藤本タツキさんは2022年現在で30歳の漫画家です。

秋田県にかほ市出身ということですが、どのあたりでしょうか?

調べたところ秋田県の南端にあたり、山形県との県境に位置していて海に面した地域でした。

漫画家は作品に色がついてしまうので、顔の公開をしない漫画家さんが多いようです。

藤本さんも顔の公開をしていません。

それでもニコニコ動画に「浮遊する俺」という題で動画を掲載しています。

投稿日時が2011年7月30日ということですでに10年以上が経っているので、近況というわけではありませんが、何となく顔の輪郭はわかりますね。

藤本タツキさんの顔が一瞬わかる動画はこちら>>>

藤本さんは幼少の頃から絵をよく描く子でした。

仁賀保高校1~2年からウェブコミックサイト「新都社」に「長門は俺」名義で投稿を始めています。

高校、大学ともに芸術系の学校で絵を描いています。

芸術大学の入試のために予備校を探しましたが、地元には芸大の予備校が無かったため高齢者の通う油絵教室に入り、隅のほうで油絵を描いていました。

大学は油絵学科に入学するも、油絵では絵が上達しないと図書館でクロッキー(速写すること、もしくは速写された絵のこと)を描いていたそうです。

これが基礎となったのか、藤本さんは作品の作成スピードが群をぬいて早いそうです。

 

藤本タツキの変人エピソード

藤本タツキさんはかなり変わったエピソードがありますが、そのエピソードが藤本さんを天才とする理由にもなっていておよそ好意的に受け止められています。

・小学3年生の妹「ながやまこはる」という設定でtwitterアカウントをつくり、投稿したところ担当編集の方の目にとまり、やばいファンと間違われて訴えられそうになった

・2019年6・7月号の少年ジャンプの読者プレゼントの色紙のメッセージに他の作家さんが前向きなメッセージを書く中で「ヤだ、打ちきり」とインパクトのある一言を書く

・飼っていたメダカが死んだので彼女に頼まれ公園の土に埋めようとしたのですが、土が固くほれなかったので放置したところ、蟻に運ばれるメダカの死骸を見て可哀そうに思い、その死骸を食べたところ胃腸炎になった

・中学時代の話。自分の頭の中で雑誌を作って、そこに自分のマンガを7本くらい連載し、面白くないのは打ち切りにして途中で終わらせ、他の作品と入れ替えていた。タイトルは「星の息吹」と「微生物伝」と「ファイアソード」など。

連載が最終回を迎えた時には、感動して涙が出そうになったこともあったが「泣いたら弱い男だと思われて周りにいじめられそうだと思った」という理由で堪えていた

人が思いもつかないアイデアを思いつくところが、やはり天才ですね。

中学時代から、物語の構成を頭の中で考えてしまい、しかも何作も分けて同時に連載してしまう構成力も常軌を逸しています。

作画力だけでなく、物語を構成する力もこの当時から持っていたことになります。

 

藤本タツキの他の作品は?

藤本さんは一つ一つをじっくり描くというよりも、次々と作品を発表し、だめなら次へ行くというスタイルの漫画家です。

チェンソーマンは2019年より連載を開始した作品なので、比較的新しいものですがスピードのある作家なので過去の作品も実に多彩です。

色々と読んでみたくなりますね。

 

タイトル 形式 掲載号 収録 備考
庭には二羽ニワトリがいた。 読切 J+ 2017年7月17日 短編集『17-21』 漫画賞初投稿作。
J+の『ファイアパンチ』2017年7月17日更新分より[特別読切6]として配信[19]
復讐の剣 未公開作品 NIM名義。結果発表ページ[20]
正義の見方 藤本たつき名義。検索発表ページ[21]
かみひこうき 第3回(2013年5月期)クラウン新人漫画賞編集部特別賞受賞[22]
佐々木くんが銃弾止めた J+ 2016年6月13日 短編集『17-21』 第5回(2013年7月期)クラウン新人漫画賞審査員特別賞受賞[23]
J+の『ファイアパンチ』2016年6月13日更新分より[特別読切]として配信[24]
恋は盲目 SQ.19 Vol.13 ギャグ漫画
第9回(2013年11月期)クラウン新人漫画賞佳作受賞[25]
J+の『ファイアパンチ』2016年8月29日更新分より[特別読切2]として配信[26]
シカク SQ.19 Vol.14 ラブコメ漫画
J+の『ファイアパンチ』2016年11月14日更新分より[特別読切3]として配信[27]
予言のナユタ SQ 2015年8月号 短編集『22-26』 J+の『ファイアパンチ』2017年2月06日更新分より[特別読切4]として配信[28]
2021年3月3日・4日よりボイスコミックとしてYouTube上で公開[29][30]
人魚ラプソディ SQ.19Vol.17 デジタル版は配信終了。
ファイアパンチ 連載 J+ 2016年4月18日 – 2018年1月1日 全8巻 少年ジャンプ+連載ページ
目が覚めたら
女の子になっていた病
読切 J+ 2017年4月24日 短編集『22-26』 J+の『ファイアパンチ』2017年4月24日更新分より[特別読切5]として配信[31]
妹の姉 SQ 2018年6月号 J+ 2019年5月2日から同年8月15日まで期間限定配信をしていた[32][リンク切れ]
チェンソーマン 連載 WJ 2019年1号 – 2021年2号(第1部)
J+ 2022年7月13日 – 連載中(第2部)
既刊12巻
ルックバック 読切 J+ 2021年7月19日 全1巻 全143ページ[33]
さよなら絵梨 J+ 2022年4月11日 全1巻[34] 全200ページ[35]。前作『ルックバック』を超え、藤本の読切のページ数では最長となる。
フツーに聞いてくれ J+ 2022年7月4日[36] 原作担当[36]。漫画は遠田おとが担当[36]

出典:ウィキペディア

チェンソーマンが人気の理由は?


話題のチェンソーマンですが、何がそんなに人をひきつけるのでしょうか。

正直に言うと、子どもを持つ父親としては子どもに「これは面白いから見てみな」と言える作品ではありません。

キャッチーコピーに「ダークヒーロー」とあります。

このダークヒーローという言葉には明確な定義づけは無いようで、正統派のヒーローの対極に置かれるような呼び方です。

勉強や運動ができて、礼儀正しくみんなの評判がいい人を正統派のヒーローだとしましょう。

ダークヒーローは勉強や運動で目立つというよりは、誰かが学校でいじめられていた場合にいじめっ子にその子の代わりに影で報復して痛い目に合わせるような人でしょうか?

その方法や手段は賞賛されるようなものではないけど、その行動の動機は納得できてなんだか気持ちがよくて応援したくなるようなものでしょうか。

 

チェンソーマンの描写は残虐

描写ははっきり言って残虐です。

人の形をしたゾンビは切り刻まれるし、人を容赦なく殴りつけて顔に唾をはきかけたりと

幼い子には「見ちゃだめ!」と言いたくなるような凄惨なシーンが登場します。

藤本さんは少年ジャンプでは描けないものを描くつもりで連載しているようです。

ここに藤本さんの強烈なポリシーが感じられます。

読者に媚びない潔さです。

これが逆に読者をひきつけてやまないのかもしれませんね。

 

チェンソーマンのデンジの生き方が共感?

チェンソーマンになるデンジは極貧生活を余儀なくされているフリーターです。

一緒に暮らしていた、ポチタというペットがモンスターに殺され、半殺しにされたデンジと合体した姿が「チェンソーマン」という、およそありえないぶっとんだ設定で物語が幕開けします。

デンジの中の世の中の理不尽に対する怒りとポチタへの愛情が一緒になってできあがったダークヒーローが「チェンソーマン」。

作品の連載は2019年にスタートしています。

世の中にコロナが流行しはじめ、世界中の人が近年では経験したことがないウィルスとの先の見えない戦いが始まった頃です。

人と会って話したり、遊びに行ったりするという当たり前だった行為すら制限されてしまう異常性。

人の心に湧き上がる負の感情を体現したのがこの物語のはじまりなのかもしれません。

 

チェンソーマンの作者の藤本タツキってどんな人?:まとめ

テレビ放送がスタートしたチェンソーマン。

テレビを見て初めてこの作品を知った方も多いはずです。

今回はこの作者である藤本タツキさんについて調べてみました。

一言で言えば天才ですね。

それだけに、一般的にはしないだろうことをしている人です。

チェンソーマンは、ある意味ホラー映画に似たところもあると思います。

見ちゃいけないけどこわいもの見たさで見てしまうような。

でも、人間の深層に眠る感情を解き放ってくれる作品なのかもしれません。

そのやり方は目をそむけたくなるものなので、それがダークヒーローなんですね。

テレビ放送のオープニングテーマが米津玄師さんというのも話題ですし、話題づくめでスタートしたチェンソーマンがどこまでぶっとんでくれるのか、周囲に小さな子どもがいないことを確認して見てください。

 

今回はチェンソーマンの作者の藤本タツキさんがどんな人なのか調べてみました。

ABOUT ME
hopendoors
神戸在住。三重、東京、石川、愛知、岐阜、福井に在住経験あり。 日常の思いつき、気になったことをブログにしています。 サッカー観戦、釣り、キャンプを中心にアウトドア全般が好き。 家族からは変わり者と言われますが、外ではいい人で通ってます。 ひらめき、思いつきを大切にしています。