こんにちは。
朝の連続ドラマ「カムカムエブリバディ」もいよいよ残すところわずかとなってきました。
今までの話を全てつなげていくためにかなり年月の経過が早いですね。
第102回からなぞの日系アメリカ人らしいアニー・ヒラカワという女性が登場します。
このアニーこそがひなたの祖母にあたる安子ではないかと話題になっています。
私も102回から森山良子さんが演じるアニーを見て安子かな~と思っています。
今回はカムカムのアニー・ヒラカワは安子なの?というお話です。
カムカムのアニー・ヒラカワは安子なの?

102回でアニーは「サムライ・ベースボール」というアメリカ映画の撮影のため日本の視察のために来日し、それから2年後に今度はオーディションのために再来日しています。
ひなたがアメリカ視察団の案内役として同行するのですが、その中で「日系アメリカ人らしい素敵な女性がいる」と心をひかれたのがアニー・ヒラカワです。
アニーは岡山へ行くことをジョージに勧められる
アニーは甥のジョージをアシスタントとして一緒に連れているのですが、ジョージは「せっかく日本に来て岡山にいかなくてもいいのか?」と2回の来日をするごとに叔母のアニーに勧めています。
「カムカムエブルバディ」は第112回が最終話です。
第102回から考えてあと11回。
この残り少ない回数で岡山にゆかりのある人物を登場させるとしたら、完全な新キャラクターを登場させ決定的な役割を与えることは考えにくいです。
名前が安子(やすこ)ではないのはなぜ?
名前が全然違うと言われれば、説明がつきにくいですが、何らかの理由で改名、もしくは芸名として名乗っている可能性があります。
でも、改名した名前の中にしっかりと安子という名前の痕跡を残しています。
初回から見ている方はよく知っていると思いますが、安子は和菓子屋の娘ということで本来の「やすこ」という呼び方ではなく「あんこ」と呼ばれてからかわれていました。
アニー(annieもしくはanny)のつづりの中に自分が昔呼ばれていた愛称を入れたと考えられます。
どちらの英語表記の中にもanが入っています。
それからヒラカワはカムカム英語講座の平川さんからとったのか、ロバートと何らかの事情で離れて再婚して変わったのではないかと推測されます。
あくまでも臆測とはなりますが、少ない放送回数で説得力のある展開はアニー=安子しかないのではないかと・・・いや、むしろそうであって欲しいとの一視聴者の願望でもあります。
森山良子さんの演じるアニーが本当に素敵な方なので、上白石萌音さん演じる安子がそのまま素敵に年をとったらこうなるんだろうなーと個人的には期待しています。
アニーが安子だと思う理由

私が第102回の登場からアニーを見ていて、アニー=安子ではないかと思ったところが何箇所かあったので、あげてみますね。
アニーの行動から日本人が発覚?
初登場の第102回でアニーは道場に案内された時に神棚に目をとめました。
この様子が初めて神棚を見たのであれば、「これは何?」とひなたに質問をできるような状況だったのですが、初めて見る物というより何か様々な思いを持って見いっているという感じでした。
これは初めて見たのではなく、懐かしむような様子でした。


それから、これも同じく102回ですが他の視察団のメンバーがロケハンをする中アニーは1人で御茶屋でだんごを食べています。
ひなたが話を聞くと黍之丞が好きな団子だということで、団子を食べています。
アメリカ人なのに黍之丞をよく見て、好みまで知っているところも日本人ぽいなと思ったのですが、それよりも、ひなたがラジオ講座で英語を勉強したと話した時に
「still?(まだやってるの?)」
と話しています。
ひなたが、知っているのかと思いつっこもうとすると、
「古風なやり方だと思って・・・」
とあわててとりつくろっています。
あきらかに日本でラジオ講座があったことを知っていてアニーも聴いていたのではないかと思うシーンです。
ネイティブのアメリカ人が英語の勉強のための日本のラジオ講座を聞く必要は無いと思いますよね。
ラジオ講座で懸命に英語を学んだというひなたの話を聞いている時のアニーは遠くを見て、昔を懐かしむような目で聞き入っています。
ちなみに第104回の冒頭でもアニーはひなたが英語の勉強をラジオ講座で勉強したと話していたことを回想していて、アニーの頭の中にはさだまさしさんの声で演じられた平川さんのラジオ講座の音が流れています。
そしてひなたはそこからラジオ体操の説明をした時にアニーの表情を見て、ラジオ体操のこと知ってるのかと思い聞いた時に、「日本に来るのは初めてだから・・・」
とあわてた感じでここでもとりつくろう感じになっていました。
第104回ではひなたは母親のるいにさえ話していない五十嵐との再会で心が乱れていたことをアニーに打ち明けています。
ひなたはなぜかアニーに惹かれて、母親には話しにくいことでも話してしまいます。
第105回でアニーは差し入れの回転焼きを食べる時に、わざわざ回転焼きを割って小豆だけをつまんで口にはこびます。
割って食べることはあるかもしれませんが、そこでわざわざ小豆だけをつまんで食べる人はめずらしいです。
あんこにたいする相当なこだわり、執着が感じられるシーンです。

日本語を話さないのはなぜ?
日本人なのに日本語を話さないのはどうしてかとの疑問がわきますよね。
これに関しては、日本語を話したら完全に日本人だということがわかってしまい、アニーが安子だと確定してしまうので、最後までアニーの日本語はひっぱっているのではないでしょうか。
カムカムのアニーは安子なの?:まとめ

いよいよクライマックスへ向けて秒読みが始まったカムカムですが、謎の日系アメリカ人のような女性、アニー・ヒラカワが安子ではないかとの臆測が持たれています。
私もそう思いますし、そうであってほしいです。
森山良子さんの見せる柔和でいてどこかさびしげで、何かを慈しんだり、なつかしく思っているような表情が何とも味わい深く、回想シーンと合わせて見ていると胸が熱くなりますね。
るいとのあまりに悲しい別れを喜びの再会で帳消しにしてドラマを締めくくってほしいという願いは私だけではないでしょう。
ここまでくると、ちょっと回想シーンが流れるだけで涙が出そうになります。
カムカムが終わったら、カムカムロスになりそうです。
今回はカムカムのアニーは安子なの?というお話でした。
(今回のテーマと関係ない話)
第105回で五十嵐がひなたを2人で飲みに誘って、他の女性にプロポーズすることをひなたに告げるシーンは残酷なことするなと思いました。
それを話すなら、道場とかで誰もいないところでもっと申し訳無さそうに、それでいて手短に話すべきではないかと。
別れて10年後という設定だったので時間がある程度解決はしているのでしょうけど、ひなたと五十嵐が一緒になってほしいと思ってただけに個人的には残念でした。
まあ、ひなたもそれほどひきずってはいなそうでしたけど、出かける前に入念にメイクをしていてもしかしたら五十嵐と再び何かが起こることを期待してたようなところが見られたので、なんかかわいそうに思いました。