こんばんは。
先日、緊急事態宣言が明け、今まで自粛をしていた方が外出をしているようで、明石海峡大橋の渋滞がすごかったです。
このままの傾向が続けば行楽の秋を楽しめるかもしれませんね。
そんなタイミングでJR西日本が関西で乗り放題となる「どこでもきっぷ」を発売しました。
この切符、特急はもちろん新幹線まで乗り放題なんですね。
電車って、途中下車してしまうとまた切符を買わないといけないので、なかなかハードルが高いんですよね。
その点、乗り放題なら期間内は気にせずに気になる所に何回でも途中下車できるんですね。
今回は期間限定のJR西日本の関西で乗り放題となる「どこでもきっぷ」についてお話します。
JR西日本が関西で乗り放題「どこでもきっぷ」を発売:気になる価格は?

JR西日本が発売するどこでもきっぷは期間内は区間内で乗り放題となる、超おとくな切符です。
特急はもちろん、新幹線も乗り放題なので旅行プランに合わせて様々な電車の組み合わせで利用できることまちがいなし。
種類は2種類あるので、用途で使い分けしましょう。
JR西日本どこでもきっぷは2種類
まず1種類目は「JR西日本どこでもきっぷ」
これはまずJR西日本の全線が乗り放題です。
それから智頭急行線(兵庫県西部の上郡駅〜鳥取県南東部の智頭駅までを南北につなぐ私鉄)とJR西日本宮島フェリーも乗り放題です。
特急の指定席が6回分まで使えます。
というわけで無制限乗り放題となるのはあくまでも自由席ですのでご注意を。
JR西日本カバーエリア
近畿地方(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)
中国地方(鳥取県・岡山県・島根県・広島県・山口県)
北陸地方(富山県・石川県・富山県)
価格は3日間乗り放題で22000円です。
こども(小学生以下)は半額です。
旅行会社で2日間で18000円の「JR西日本どこでもきっぷ」の販売もあるので旅行会社にお問い合わせください。
2種類目は「JR西日本関西どこでもきっぷ」
この切符は「どこでもきっぷ」よりも対象エリアと期間を絞って価格をおさえた切符です。
まず対象エリアが近畿7府県と福井県、鳥取県、岡山県の一部のエリアと智頭急行線全線の自由席です。
こちらも同じく指定席は6回分までいけます。
一部エリアが気になったので調べました。
山陽新幹線新大阪~岡山間、北陸本線敦賀~米原間、草津線、小浜線、山陰本線京都~鳥取間、紀勢本線天王寺~新宮間、姫新線、津山線
ちょっとわかりづらいかもしれませんが、下図のオレンジの線の範囲です。

価格は2日間で10000円ぽっきり。
これも同じくこども(小学生以下)は半額です。
このオレンジの区間でもけっこうな観光地が周れそうですね。
JR西日本どこでも切符の発売期間と購入方法は?

発売期間は2種類の切符のいずれも発売日は2021年10月8日(金)からです。
発売終了日が1日違いで、「どこでもきっぷ」は12月17日(金)まで、「関西どこでもきっぷ」は12月18日(土)までです。
利用期間はどちらも同じ10月15日(金)~12月26日(日)と年末年始期間には使えないので注意が必要です。
あくまでも秋の行楽シーズンをメインに使うことを想定した期間ですね。
購入できる期間は利用日の1ヶ月前から7日前までの間です。
購入は駅の券売機で直接の購入ではなくて、JR西日本の予約サイト「e5489」での購入かJR西日本管内、福岡県内、佐賀県内の主要旅行会社です。
どこでもきっぷの効果的な使い方
まずはJR西日本を対象にした「どこでもきっぷ」を有効に使う方法を考えてみました。
まず、3日間で30000円ということで「1日1万円以上を使わなければ、普通に買ったほうがええやん」となってしまうので、神戸辺りから出発することにします。
1日目:北陸への旅
神戸から金沢
料金:特急利用で約8000円
所要時間:約4時間
金沢から富山
料金:新幹線利用で約3400円
所要時間:約20分
金沢は駅前からレンタカーを特別価格で借りての観光がいいですね。
朝早く出発しても金沢に着くのはお昼頃ですから、金沢で食事をして観光したら北陸新幹線で富山へひとっとびです。
富山で夕食をして1日目はここで1泊です。
先に富山まで行って、金沢で宿泊でもいいですが富山に行く直通電車が無く、金沢で降りなければいけないので時間の有効活用の意味でも金沢が先かなと思います。
1日目の利用額は約11000円。
ノルマクリアですね。
2日目:京都への旅
富山から京都へ
料金:新幹線と特急利用で約8300円
所要時間:約3時間
京都はJRで周れる駅が多く、観光スポットも多いので1日電車利用で周ると面白いですね。
1日ノルマの10000円利用まで2000円弱、ということですがちょこちょこ乗り降りしていればすぐにクリアできると思います。
3日目:大阪の旅
京都から大阪へ
料金:約1500円
所要時間:約15分
大阪から神戸へ帰宅
料金:約1500円
所要時間:約15分
最終日ということで帰宅のことも考えて近づきながら観光します。
ただ、これは電車の移動をしなければ大幅金額ダウンとなるため、大阪環状線で気になるところを降りまくるのがおすすめです。
普段なかなか足を伸ばせない和歌山までいっきに行って、そこから戻りながら降りては乗ってとしていけば色々なところを見て周れます。
ただ、京都から和歌山までひとっとびでいける特急が無いので時間が2時間30分程かかってしまい、その割りに金額が2000円弱ということで大阪に降り立つのと金額はあまり変わらないので悩むところです。
こうして見てみると1日目でできる限り遠くへ行って、気になる駅周辺の観光をしながら自宅の方へ戻りながら観光してくるのがいいように思います。
ネットの反応はこんな感じ
皆さん、それぞれの夢に胸をふくらませています。
もともと4月発売が延期となってようやく今回再販ということで、待ってたとの声があります。
JR西日本どこでもきっぷ再販ときたら乗りに行くしかねえよなあ!!?
— にっこー (@igakusei_nk) October 6, 2021
私もJR西日本どこでもきっぷでお出かけしたい
— 🌒とぱーず課長代理🌒 (@topaz3024z) October 6, 2021
今度発売される「JR西日本どこでもきっぷ」。https://t.co/CafJ45wBWk
これを使い新幹線・特急22種類を乗り倒すプランできたから見て。
これ以上多くの特急に乗れないほど完璧なプランだと思う。
ぜひ鉄道系YouTuberにやってほしい。
私はやります。笑#JR西日本#どこでもきっぷ pic.twitter.com/foTZa3pYSY— SHO ✈︎旅するリーマン✈︎ (@VFlyshow) October 6, 2021
JR西日本どこでもきっぷ、を利用して
関西の普段行きづらい場所にあるアザラ施設などいかがですか?— ガッチリカ (@GacchiRika) October 6, 2021
JR西日本
お一人様どこでも切符
やっと発売🚃
感激✨— とんとろ (@tntr1515_rabbit) October 6, 2021
大阪で細野晴臣とメトロポリタン寄ってから次の日犬島行くというのもあり寄りのあり。https://t.co/pjEMOdO8fh
— shaun (@shaun_baa) October 6, 2021
JR西日本どこでも切符が発売:まとめ

2021年10月8日より「JR西日本どこでもきっぷ」と「JR西日本関西どこでもきっぷ」が発売開始ということで、秋の行楽シーズンに上手に使いたいところですが、出発日の7日前までに購入をしないといけないのでこの点だけは注意が必要ですね。
金額的にもとを取ろうと思うと、いかに特急を上手に使うかが鍵となります。
大阪や京都はちょこちょこ乗りを使えば普段もったいなくて降りれないところにも足をのばせるはずです。
秋の行楽シーズンに「JR西日本どこでもきっぷ」「JR西日本関西どこでもきっぷ」を使って出かけてみるのもいいですね。