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鎌倉殿 第2話 新登場人物の相関図 ~誰が誰かわからなくなる前に~

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こんばんは。

鎌倉殿第2話見ましたか?

義時は意図せずに頼朝の挙兵に向けての動きに巻き込まれていきます。

義時の父・時政は頼朝をかばい元妻の父・伊東祐親と対立し一触即発の状態に追い込まれます。

ここでまた相関図登場です。

1週間の間に名前忘れちゃいますね。

本当に名札つけて演技するか名前のテロップを登場の都度、出してほしいと真剣に思います。

第2話は当然のことながら新キャラが登場します。

再び相関図を日刊スポーツさんのHPより拝借しました。

というわけで先週に続き、鎌倉殿第2話の新登場人物の相関図を見ていきたいと思います。

何とか、話についていくためには登場人物の理解は必要ですよね。

 

「鎌倉殿の13人」第2話の新登場人物の相関図

源頼朝をかくまう北条家と引渡しを要求する伊東家との間でまさに戦が勃発するかという時に大庭景親(おおばかげちか)が仲裁に入ってくれました。

ゆったりとした立ち居振る舞いで大物感をバリバリに出しながら身内の争いをやめるように説得し、それに北条家、伊東家の双方が攻撃態勢を一旦やめます。

この武将は相模国(現在の神奈川県)を治める大庭景親でした。

大庭景親はどんな人?

大庭景親は元々は源頼朝の父・義朝に従い戦ってきましたが平治の乱(平清盛が実権を握ることになった戦)で義朝が敗れて、大庭景親は囚人となってしまいます。

ところが平家のはからいで解放され、平家に大きな恩義を感じ平家に仕える者になります。

平清盛に名馬を贈るなどして気に入られ、相模国を与えられ権力をふるいました。

源頼朝が初めて挙兵した時の石橋山の戦いでは見事に頼朝を打ち破り潰走に追い込みました。

 

坂東(現在の関東地方)の勢力図

鎌倉殿の中では図の様に大庭景親が大きな勢力の様に描かれていますが、兵力では大きな物を持ってはいましたが、勢力図は下図の様に混沌としていました。

参照:刀剣ワールドHP

 

平清盛は源頼朝のことを忘れていた

第2話の冒頭で平清盛が嫡男の宗盛から、源頼朝が伊豆へ島流しにされ、そこで伊東祐親の娘・八重との間に子どもを作ったと話します。

平宗盛はその当時、遠江国(現在の静岡県西部)のリーダーとして治めていたので伊豆の話はよく耳に入ったのでしょうね。

そこで聞いた話を清盛に話したのですが、話した時は頼朝が伊豆へ流されてから20年近くが過ぎていて、清盛が忘れていたのも無理のないことかもしれません。

なにせ平家が栄華を極めている最中なので、敗軍の将の嫡男のことなど気にもかけていなかったのでしょう。

この後、世の中がひっくり返るなどとはこの時は誰も想像しなかったでしょうね。

 

矢を放って現れた山内首藤経俊(やまのうち すどうつねとし)と頼朝の意外な関係

伊東祐親の追っ手から、北条義時とともに逃げる途中で突然、頼朝の目の前に矢を射て現れた武将が山内首藤経俊です。

この経俊は今回はちょっと出ただけでしたが、後で頼朝と絡むことになるはずです。

ここでは頼朝の挙兵を心待ちにする坂東武者の一人みたいに描かれていますが、実は頼朝とは異父兄弟にあたり、親戚なのです。

頼朝もドラマの中で「経俊の母君はわしの乳母じゃ」と北条義時に説明しています。

この後のドラマでどんな描かれ方をするのか楽しみにしておきましょう。

 

源頼朝の乳母・比企尼(ひきのあま)の存在

源頼朝が京にいた時に乳母だったのが今回登場した比企尼です。

頼朝が伊豆の国へ島流しとなってから、夫が武蔵国比企郡(現在の埼玉県)の代官となったため、ともに京を離れその後20年間頼朝に資金援助をしました。

頼朝が島流しの罪人として北条氏に匿われている時も身なりが小汚くないのは、比企尼の援助があったこともあるでしょう。

ちなみに比企尼と一緒に登場した比企能員(ひきのよしかず)は比企尼の養子として家督を継いでいます。

ドラマ中では平家の目を気にして、頼朝と距離を置こうとしますが後に頼朝の嫡男の乳母父となって頼朝の13人の1人に入ります。

比企尼には実の娘が3人いましたが、娘婿に頼朝に仕えるように説得するような強権を持ってたようですね。

長女の婿さんはこれまた13人の1人になります。

この次女の娘は源義経に嫁いでいます。

というわけで、比企尼の存在感もこのドラマではかなり大きく描かれるでしょうね。

 

鎌倉殿の13人の新登場人物の相関図:まとめ

というわけで、鎌倉殿の第2話の新登場人物の相関図をもとにキャラクターの話をしました。

後々、重要な役割を果たすであろう人物が次々と登場します。

中でも、比企尼は今回の新キャラの中では最重要人物ですね。

なにせ、豊富な資金力で頼朝を20年あまり支え続けたのですから。

しかも、その間、娘婿と頼朝の関係も非常に深いものです。

やはり、いざ挙兵すると言っても資金力が無ければ大きな動きはできませんので、比企尼の存在は大きかったでしょう。

大まかな歴史の流れは決まっているので変えられないでしょうが、史実がない箇所に関しては調べてドラマチックに創作してほしいですね。

ドラマはまだ始まったばかりです。

「登場人物が多すぎてわけがわからん」

という声を聞きますが、今回の記事を読んで少しでも理解が深まればいいなと思います。

今回は鎌倉殿の新登場人物の相関図でした。

第3話が気になる方はこちらも読んでくださいね。

ABOUT ME
hopendoors
神戸在住。三重、東京、石川、愛知、岐阜、福井に在住経験あり。 日常の思いつき、気になったことをブログにしています。 サッカー観戦、釣り、キャンプを中心にアウトドア全般が好き。 家族からは変わり者と言われますが、外ではいい人で通ってます。 ひらめき、思いつきを大切にしています。