こんにちは。
2021年の紅白歌合戦で司会を務めた川口春奈さんですが、番組中で故郷の紹介がされていました。
その故郷が長崎県の五島列島の中の島のうちの1つ福江島ということでした。
番組中、同じ長崎県出身のさだまさしさんに「長崎に帰っておいで~」と声をかけられてうれしそうに話しをされていて郷土愛を感じました。
番組中の企画も川口さんの郷土愛が無ければ引き受けなかったでしょう。
今回は川口春奈さんの出身地の五島列島の福江島についてのお話です。
川口春奈が生まれ育った五島列島の福江島はどんなところ?

川口春奈さんが生まれ育った長崎県五島市の五島列島の福江島は五島列島の中で最も大きな島です。
長崎市の西岸から西へ約100km西にあります。
下の地図の紫色の列島の中の一番大きな島です。

出典:ウィキペディア
島の人口は約36000人で人口は少ないところですが、カトリック教会が多くあり異国情緒が漂うところです。
島の周辺を教会を巡りながら車で観光するのは季節にもよりますが気持ちのよいところです。
マップで検索したところ車があれば5時間くらいでぐるりと周れそうです。
島の広い部分が国立指定公園の観光地
番組で紹介されていましたが福江島が長崎県の西海国定公園の一部に指定されていて自然の景観そのものが公園の一部とされています。
公園と聞くとブランコやシーソーなどの遊具がある所を想像してしまいましたが、ここで言われている公園はスケールが違いました。
合計面積は24646ヘクタールと言われてもピンときませんが、東京ディズニーランドとディズニーシーの合計面積の約240倍・・・これでもピンときませんね。
とにかくとてつもなく大きい公園の一部が福江島です。
ちなみに福江島の指定公園部分の面積は11haとのこと。
島の面積が約32600haということで公園に指定されている部分は海岸沿いの部分の一部です。
YouTubeでの島の紹介がいい感じ
川口春奈さんがYouTubeで発信している地元の紹介がローカルな感じでいいです。
タレントさんなのに気取らずありのままを出しているところが好感持てますね。
紅白で紹介されたSDGs
番組中で触れていたSDGs(エスディージーズ)ですが、最近よく聞く言葉ですがそもそもSDGsって何でしょう?
簡単に言うと世界中で取り組みやすい開発目標のことです。
SDGsはSustainable Development Goalsの略です。

続けることができなければ実現できないので気候変動や食料問題など継続しやすい17の項目に絞って国連が目標を掲げて世界中で取り組むために掲げた開発目標のことです。
福江島での取り組みは食害魚の有効活用
番組中でアイゴが紹介されていましたが海藻を好んで食べるため、海藻がアイゴに食べつくされ海の砂漠化が進んでいるとのことです。

アイゴは雑食で内臓の臭いが強いため、生きているうちに内臓を抜くことで刺身にしてもおいしく頂ける魚です。
さばく時に背びれや腹ひれに毒があるので刺さらないように十分注意が必要です。
ただ、下処理に時間がかかるため大量に調理することは難しいということで、魚をすり身にして絞り、魚醤の原料にし、なおかつその搾りカスを農家の栽培の肥料として使っています。
魚がたくさんいることで、海が荒れてしまうなんて皮肉な話ですね。
川口春奈が語ることで身近なことに
川口さんが番組のために現地に行き、取材をしていました。
地元愛が強い川口さんなので喜んでこのオファーを受けたのではないでしょうか。

この様な形で人気女優さんが環境問題に触れることで、あまり関心の無かった方が興味を持つきっかけにもなり、加えて観光のアピールにもなり貢献度高いですね。
紅白歌合戦の感想

マスコミで視聴率が下がったと伝えています。
1989年の2部制になって以来、視聴率34.3%は過去最低だと伝えています。
この数字が低いものかというと、個人的にはこれだけ多様化が進んだ時代で3人に1人が見る番組は他には無いということでNHKは健闘していると思います。
コロナ対策も兼ねて様々な会場に分かれての中継放送がいくつかありました。
そのため画面の切り替わりが多くテーマの通りカラフルに彩られた最新の映像技術を詰め込んだ生放送と録画放送のセット放送で楽しめるものだったと思います。
コロナでダメージを受けた世界に対するアーティストたちのひたむきなメッセージを伝える意図が感じられるものでした。
高齢者の方々にとっては演出が派手すぎることや、移り変わりの早い芸能界の顔ぶれになじめないこと、昔からのなじみの演歌が少なくなったことなど不満はあったようです。
少なくともうちの84歳の義父はそう言っていました。
日本は高齢者が多いので、高齢者の視聴率をとらなければ上げることは難しいのですが、バランスが難しいですね。
今回は老若男女に人気の松田聖子さんの欠場があり、視聴率に少なからず影響があったと思います。
条件的には決してよくないところで楽しませてくれた紅白だったと思います。
NHK+がありがたい
紅白歌合戦はあれだけの長時間をずっと見続けるのは難しいと思います。
そんな時にNHK+の配信があり、後で見返すことができるのはとても便利でした。
私は帰省からまた戻る車中で流しました。
最近は連ドラのカムカムエブリバディーを観るなどNHK+にはお世話になっています。
川口春奈が五島列島の福江島出身:まとめ

紅白歌合戦で川口春奈さんが長崎県にある五島列島の福江島の出身だということを紹介されていました。
デビュー当時からのファンの方にとっては周知のことかも知れませんが、私は一昨年の大河ドラマの「麒麟がくる」での芯のある演技に惹かれたので、そういう方には新たな事実だったのではないでしょうか?
福江島が自然豊かで異国情緒のあふれる素敵なところで、そんな中でも環境問題があり、それを解決するために取り組む人がいます。
川口春奈という地元愛の強い人気女優さんが短時間でそれを伝えきった。
そんな紅白歌合戦の一場面でした。
福江島、いいところだと伝わってきました。
行ってみたいです。
今回は川口春奈さんの故郷が五島列島の福江島というお話でした。