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喜連瓜破の読み方や地名の由来が気になる

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こんばんは。

大阪に仕事で行くのですが、読むことができずに周りの人に聞いて改めてびっくりするような地名によく出くわします。

今回は道路工事絡みでニュースになっている喜連瓜破のことが気になって調べてみました。

読み方や地名の由来は歴史のある町ほど意味が深く、謎めいたところもあり好奇心をそそられます。

地元の方には当たり前のことを書くかもしれませんが、外部の人間の噂話と思って大目に見てください。

というわけで、今回は喜連瓜破の読み方や地名の由来についてのお話です。

 

喜連瓜破の読み方と地名の由来

まず喜連瓜破ですが「きれうりわり」と読みます。

喜連瓜破というのは大阪メトロ谷町線の駅名です。

大阪市平野区にあります。

1980年11月27日に開通していて、日本国内で最初にエレベーターを設置した地下鉄駅としても有名です。

JR梅田駅から500m程歩いて大阪メトロ谷町線という地下鉄の東梅田駅から電車に乗り30分程の駅です。

 

地名の由来は2つの町の組み合わせ

この駅は喜連町と瓜破町の2つの町の境目に作られました。

工事期間中は「喜連駅」と名づけられ、そのままこの駅名で開業予定でした。

ところが瓜破町側の住人がこれに反発し、議論が交わされました。

この町境は単なる町の境界線にとどまらず、戦国時代以前に遡る摂津国(喜連)と河内国(瓜破)の国境ということもあり、どちらも譲らず話はまとまりませんでした。

結局、議論はまとまらず平行線となり、2つの地名を合わせた喜連瓜破駅でまとまりました。

 

摂津国と河内国ってどこ?

戦国時代の摂津国と河内国の勢力図は下の通りです。

摂津国は33番、河内国は35番です。

摂津国は現在の地名ではまず、ほぼ大阪市全域が含まれます(鶴見区、生野区、東住吉区、平野区のうち一部は河内国)。

これに大阪府域では、淀川以北の高槻市、茨木市、摂津市、吹田市、島本町、豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町が含まれます。

兵庫県域では、尼崎市、伊丹市、川西市、宝塚市、猪名川町、三田市、西宮市、芦屋市、神戸市(須磨区、垂水区、西区辺りは播磨国)

河内国は現在の地名では枚方市、寝屋川市、門真市、守口市、四条畷市、大東市、交野市、東大阪市、八尾市、柏原市、旧美原町、松原市、羽曳野市、藤井寺市、富田林市、大阪狭山市、河内長野市

となっており、どちらの国にも歴史があり譲れない気持ちは想像できます。

 

喜連と瓜破の由来は?

喜連は古代中国南部から渡来した人が住み着いた地区でした。

その渡来した人が伎楽(面をかぶって行う演劇のこと)に優れていたため、伎人と書いて「く

れ」と呼んでいました。

伎人(くれ)というのは中国南部の呉人のことで、日本に帰化した呉人が伎楽に秀でていたこ

とから伎人と書いて「くれ」と呼ぶようになりました。

この「くれ」が訛って喜連(きれ)になったと言われています。

この辺り、大阪の芸能文化に通じるところがありますね。

瓜破は大化年間(645~649年)に道昭法師が当地の庵で祈っている最中、天から光明のさし

たご神体が降ってきたので、瓜を割(破)って供えたことから「瓜破」と呼ぶようになったとい

う説が一つ。

もう一つは弘法大師が高野山へ登る途中、この地を通り、水をその地の住民に求めたとこ

ろ、住民が瓜を割(破)ってさしだしたことからこの名がついたという説もあります。

 

明治時代までは別の国だった地域

今でこそ明治時代の「廃藩置県」で同じ大阪府の地域とされた喜連瓜破ですが、元々は先ほど見て頂いた様な国で分かれていた地域なので、お互いに違う地域の人という認識があるそうです。

そうなると、両地域にまたがる施設であれば駅名一つとっても違う地域の名前だけが入って、自分の住む地域の名前が入らなければ、隣国に自分の地域に飲まれてしまった様な気持ちになり、自分の地域の名前を入れて欲しいというのは当然の気持ちかもしれません。

 

喜連瓜破駅周辺の住環境や施設

喜連瓜破駅周辺にはイオン喜連瓜破店を中心とした買い物のできるお店や飲食店が多数あり、大阪市内に通う人のベッドタウンとしても便利な所です。

観光地ではなく住宅地として住む場所としての役目を持った地域です。

 

読めない漢字や場所で違う読み方の漢字がいっぱい

喜連瓜破に限らず、読めない地名や駅名があり、日々新しい発見があります。

放出(はなてん)、野江内代(のえうちんだい)

柏原市(かしわらし)「かしはらし」なのか「かしわばらし」なのか迷います。

兵庫県丹波市柏原町は「かいばら町」と読みます。

私の様な外から来た人間はわからないことがたくさんありますね。

 

喜連瓜破の読み方や地名の由来:まとめ

今回、道路工事の報道で話題になった喜連瓜破についてその読み方や地名の由来について調べてみました。

地名一つとっても地域の歴史を感じることができ、とても興味深いですね。

喜連瓜破は「きれうりわり」と読みますが、パソコンのかな変換で「きれうりわり」と入力後変換するときちんと変換されるので、自分が知らないだけで知っている方もたくさんおられるのかも知れません。

喜連の町が古来の伎楽が伝わった地域ということで、現代の芸能に通じているところが感じられ興味深いです。

喜連瓜破は「きれうりわり」と呼ぶ

喜連町と瓜破町が古来の国の名前をかけて譲らなかった結果両者を合わせた駅名「喜連瓜破」が誕生

というわけで、今回は喜連瓜破の読み方や地名の由来について調べてみました。

ABOUT ME
hopendoors
神戸在住。三重、東京、石川、愛知、岐阜、福井に在住経験あり。 日常の思いつき、気になったことをブログにしています。 サッカー観戦、釣り、キャンプを中心にアウトドア全般が好き。 家族からは変わり者と言われますが、外ではいい人で通ってます。 ひらめき、思いつきを大切にしています。