こんにちは。
南野拓実戦手がプレミアリーグのリバプールからリーグ・アンのモナコへと移籍しました。
南野拓実選手の新たなステージの始まりです。
ところで、移籍先のモナコってどんなチームなのか気になりませんか?
仏1部のリーグ・アンでは20-21年のリーグ戦20チーム中3位でシーズンを終えた強豪チームです。
リーグ内にはパリ・サンジェルマン(PSG)のメッシやネイマール、ムバッペなど攻撃にからむ豪華な顔ぶれが多数いるので南野選手なら何かをつかんでくれそうですね。
今回は南野拓実選手が移籍するモナコってどんなチーム?というお話です。
南野拓実が移籍のモナコってどんなチーム?

南野拓実選手がいよいよリーグ・アンのモナコに移籍することが決まりました。
モナコはリーグ・アンで20-21年シーズンでリーグ内20チーム中3位という上位の成績を収めてシーズンを終えています。
ちなみに1924年のクラブ創設以来、8回のリーグ優勝をしている強豪チームです。
年 | チーム名 |
---|---|
2020 – 2021 | リールOSC |
2019 – 2020 | パリ・サンジェルマン |
2018 – 2019 | パリ・サンジェルマン |
2017 – 2018 | パリ・サンジェルマン |
2016 – 2017 | ASモナコ |
2015 – 2016 | パリ・サンジェルマン |
2014 – 2015 | パリ・サンジェルマン |
2013 – 2014 | パリ・サンジェルマン |
2012 – 2013 | パリ・サンジェルマン |
2011 – 2012 | モンペリエHSC |
2010 – 2011 | リールOSC |
2009 – 2010 | オリンピック・マルセイユ |
2008 – 2009 | ボルドー |
2007 – 2008 | オリンピック・リヨン |
2006 – 2007 | オリンピック・リヨン |
2005 – 2006 | オリンピック・リヨン |
2004 – 2005 | オリンピック・リヨン |
2003 – 2004 | オリンピック・リヨン |
2002 – 2003 | オリンピック・リヨン |
2001 – 2002 | オリンピック・リヨン |
2000 – 2001 | FCナント |
1999 – 2000 | ASモナコ |
1998 – 1999 | ボルドー |
1997 – 1998 | RCランス |
1996 – 1997 | ASモナコ |
1995 – 1996 | AJオセール |
1994 – 1995 | FCナント |
1993 – 1994 | パリ・サンジェルマン |
1991 – 1992 | オリンピック・マルセイユ |
1990 – 1991 | オリンピック・マルセイユ |
1989 – 1990 | オリンピック・マルセイユ |
1988 – 1989 | オリンピック・マルセイユ |
1987 – 1988 | ASモナコ |
1986 – 1987 | ボルドー |
1985 – 1986 | パリ・サンジェルマン |
1984 – 1985 | ボルドー |
1983 – 1984 | ボルドー |
1982 – 1983 | FCナント |
1981 – 1982 | ASモナコ |
1980 – 1981 | サンテチエンヌ |
1979 – 1980 | FCナント |
年 | チーム名 |
---|---|
1978 – 1979 | RCストラスブール |
1977 – 1978 | ASモナコ |
1976 – 1977 | FCナント |
1975 – 1976 | サンテチエンヌ |
1974 – 1975 | サンテチエンヌ |
1973 – 1974 | サンテチエンヌ |
1972 – 1973 | FCナント |
1971 – 1972 | オリンピック・マルセイユ |
1970 – 1971 | オリンピック・マルセイユ |
1969 – 1970 | サンテチエンヌ |
1968 – 1969 | サンテチエンヌ |
1967 – 1968 | サンテチエンヌ |
1966 – 1967 | サンテチエンヌ |
1965 – 1966 | FCナント |
1964 – 1965 | FCナント |
1963 – 1964 | サンテチエンヌ |
1962 – 1963 | ASモナコ |
1961 – 1962 | スタード・ランス |
1960 – 1961 | ASモナコ |
1959 – 1960 | スタード・ランス |
1958 – 1959 | OGCニース |
1957 – 1958 | スタード・ランス |
1956 – 1957 | サンテチエンヌ |
1955 – 1956 | OGCニース |
1954 – 1955 | スタード・ランス |
1953 – 1954 | リールOSC |
1952 – 1953 | スタード・ランス |
1951 – 1952 | OGCニース |
1950 – 1951 | OGCニース |
1949 – 1950 | ボルドー |
1948 – 1949 | スタード・ランス |
1947 – 1948 | オリンピック・マルセイユ |
1946 – 1947 | COルーベ・トゥーコイング |
1945 – 1946 | リールOSC |
1938 – 1939 | OGCニース |
1937 – 1938 | FCソショー |
1936 – 1937 | オリンピック・マルセイユ |
1935 – 1936 | ラシン |
1934 – 1935 | FCソショー |
1933 – 1934 | セト |
1932 – 1933 | オリンピック・リロワ |
出典:sportsnavi
他のチームではPSGやリヨン、マルセイユなど何年か連続でリーグ優勝をしているクラブがありますが、モナコは連続優勝をしたことがありません。
ホームスタジアムはスタッド・ルイ・ドゥ(ルイ2世スタジアム)というモナコ公国の建国の立役者にちなんだ名前がつけられています。
ルイ2世が1922年に即位してすぐの1924年にASモナコは創設されたんですね。
地中海に程近い温暖な気候ですが南野選手が育った大阪の気候よりは平均気温は低く、雨量が少ないためカラリとしたところです。

モナコの有名選手は?

国籍 | ![]() ![]() |
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生年月日 | 1990年8月12日(31歳) | ||
出身地 | サルセル | ||
身長 | 170cm | ||
体重 | 68kg |
ウイサム・ベン・イェデル選手が37試合出場で25得点とリーグ内得点ランキング2位につける圧倒的な1トップ体制で得点を積み重ねたシーズンでした。
ちなみにリーグ内1位はPSGのムバッペで28得点。
チームの得点数が65点に対してイェデル選手は25得点ということで実にチーム得点の30%以上をイェデル選手が決めていることになります。
イェデル選手は自分が得点源になっているチームの状況を逆手にとります。
得点を重ねるだけでなく、自分に相手チームのマークを引き付けてパスを出すのも得意です。
身長170cmと小柄ですが、その体から放たれるシュートは正確で強烈です。
右足が利き足なので右からのシュートが多く決定率も右からの方が高いです。
2018年からモナコに所属していますが、最初のシーズンにもムバッペと得点王争いをして僅差で敗れています。
モナコのリーグ内の順位は?
ASモナコはリーグ内で20-21シーズンは3位という成績を修めましたがそれ以前のチームは19-20シーズンでは9位、18-19シーズンでは17位というあまりよろしくない成績でした。
でも、こうしてみるとイェデル選手が加入してから急速に順位をあげているので、まさにチームの救世主ですね。
南野拓実のモナコでのポジションはどこになる?

そんな絶対エースのFWが在籍するモナコに南野選手が入るのであれば、そのエースであるイェデル戦手の交代枠として途中出場でスタートして、1トップを任されたりインサイドハーフで様子を見られたりしながら監督の見極めが入るでしょう。
南野選手の特徴としてトラップからの素早い反転での打開があります。
これを生かすポジションはもちろんFWでもMFでもOKですが、最初は色々なポジションでテストがされることでしょう。
イェデル選手が31歳となり連戦時の回復が思わしくなくなることが増えるでしょうから、そこからの交代出場が多いでしょうね。
カタールW杯に向けての試合出場の必然性
2022年は4年に1度のサッカーの祭典カタールW杯があります。
今から楽しみでしかたがないのですが、日本代表選手の厳しいレギュラー争いの中、南野選手はこれまで継続的に代表招集されていてまずは中心選手として活躍するはずです。
ただ、リバプールでは出場機会に恵まれず、試合勘のにぶりが心配されていたのですが、ここでモナコへの移籍をしたわけです。
モナコではさらに多くの時間をピッチ内で過ごしてW杯にコンディションをMAXにもっていってほしいですね。
南野拓実のチーム内のライバルは?

南野選手のライバルは当然イェデル選手が1番ですが、その次となるとドイツ代表のケビン・フォラント戦手でしょう。
国籍 | ![]() |
||
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生年月日 | 1992年7月30日(29歳) | ||
出身地 | マルクトオーバードルフ | ||
身長 | 179cm | ||
体重 | 74kg |
イェデル選手のすぐ後ろのトップ下に控え、ボールの供給役に徹している選手ですが、チーム内の得点ランキングは2位の9得点をあげています。
この2選手のポジションにどれだけの時間食い込むことができるか注目です。
南野拓実が移籍したモナコってどんなチーム?:まとめ

南野拓実選手がリーグ・アンのASモナコに移籍しました。
どんなチームか気になり調べてみました。
ASモナコは20-21シーズンにリーグ3位の成績を修めた強豪チームです。
中心選手は背番号10のキャプテンで1トップのFWのウィサム・ベン・イェデル選手。
南野選手はおそらくこの選手と熾烈なポジション争いをすることになるでしょう。
20歳の日本A代表デビュー戦で出場してすぐに1トラップで体を反転して相手を抜く技術を見て「この選手は他の選手と違うな。」
と思ったのを鮮明に覚えています。
あれから早くも7年の歳月が過ぎ、南野選手の1番脂の乗った年のW杯が始まろうとしています。
モナコでリバプールよりも長い時間ピッチに立って、W杯を迎えてほしいですね。
今回は南野拓実選手が移籍したモナコってどんなチーム?というお話でした。