こんにちは。
第166回芥川賞の受賞者が決まりました。
大阪府出身の砂川文次さんです。
受賞作品は「ブラックボックス」
砂川さんは、今回が初めての応募ではなく、今回の前に2回、芥川賞にノミネートされた経歴がある作家です。
今回の受賞で注目を集めることは間違いありません。
そんな砂川文次さんの経歴や家族、出身高校や出身大学について調べてみました。
芥川賞受賞の砂川文次の経歴や家族は?

砂川文次さんのプロフィールはこちら
名前:砂川 文次(すながわ ぶんじ)
生年月日:1990年4月1日(2022年1月現在で31歳)
出身地:大阪府吹田市
現在は東京都で区役所の職員として働きながら仕事の合間に執筆をする兼業作家です。
今回の受賞インタビューでも当面は副業作家としてやっていくと言っています。
平日は夜9時前に寝て夜中の2時半頃から出勤まで執筆をして、なおかつ昼休み休憩にも執筆しているんです。
朝ごはんをたくさん食べるので昼食はとらないとか。
スキマ時間を使っての執筆活動で、受賞作品を生み出すのはすごいですね。
2016年に「市街戦」で第121回文學界新人賞を受賞しました。
現在の仕事に就く前に2018年まで陸上自衛隊で航空操縦士として働いた時期がありました。
その経験が作品の中の描写に生かされています。
上の写真で直木賞を受賞した作家さん(左端:米澤穂信さん・中:今村翔吾さん)と写ってますが、1人だけ体格が違いますね。
そして服装がいたってナチュラルでいい感じです。
砂川文次は結婚しているの?
砂川さんは結婚しています。
お子さんが2人います。
今回のインタビューで受賞の報告を勤務後の自宅で聞いたそうです。
奥さんは「おめでとう」と喜んでくれました。
ところが、その時のお子さんの反応が「上の子はポケモンをやっていて伝説のポケモンをゲットする最中で見向きもされなかった。下の子は泣きどおしで・・・」
という感じだったとのことで、わりと小さめのお子さんが2人いらっしゃるようですね。
かわいいお子さんと理解のある奥様に囲まれて、お父さんとしても頑張っています。
砂川文次の出身高校は?
今のところ出身高校の情報が見つかりません。
大阪府出身ということで大阪近辺の高校を卒業したのか、全く違う所を卒業したのか
情報が出たらまた更新します。
砂川文次の出身大学は?
今度は高校卒業後の話ですが、砂川さんは神奈川大学を卒業しています。
神奈川大学は箱根駅伝に今まで50回以上も出場しており1997年・1998年と2年連続で優勝したこともある歴史のある私立大学です。
大阪府出身の砂川さんがどの様な経緯で神奈川に来たのか、学部や専攻なども不明ですが今後のインタビューで1つずつでも明らかになればいいですね。

芥川賞受賞作品「ブラックボックス」ってどんな話?

受賞作「ブラックボックス」はどんな話なんでしょうか?
新型コロナウイルスの感染が拡大している世の中で、荷物を自転車などで運ぶ「メッセンジャー」として働いている男性が主人公です。
これまで職を転々としてきた主人公が日々感じている他人や世間への不満、そして、“なぜ、突発的に怒りの感情を爆発させてしまうのか”という自身への問いかけが、独白のように淡々とした文章で書かれています。
主人公は元自衛官ということで自分を主人公に投影しているところもありますね。
芥川賞・直木賞ってどんな賞なの?

それでは、今回砂川さんが受賞した芥川賞ですがどんな賞なんでしょう?
正式名称は芥川龍之介賞・直木賞は直木三十五賞と呼び、小説家・菊池寛(明治21年~昭和23年)が昭和10年に制定したものです。
芥川賞は雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品、直木賞は新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品にそれぞれ贈られます。
純文学というのは大衆文学と比べて使われる言葉です。
大衆文学はSFや推理小説などストーリー展開を読者に追わせるもので、それに対して純文学は言葉の芸術性を追求する文学です。
芥川賞は賞金や賞品がもらえるの?
賞金が副賞として100万円授与されます。
正賞としてロンジンの懐中時計がもらえます。
正賞の懐中時計はどれ程の価値があるものかと思ったのですが価格にして20万円程のものとのことです。
というわけで正賞、副賞合わせて120万円相当の賞品をもらえるというわけです。
ただ、今後、受賞とともに知名度が上がり本が売れてくるのでそれによる収入が見込まれるためこれが一番の賞品かもしれませんね。
芥川賞受賞の砂川文次の経歴や家族について:まとめ
第166回 #芥川賞 『ブラックボックス』砂川文次さんが会見https://t.co/7J8YMJLDSq
砂川さんの『ブラックボックス』が第166回芥川龍之介賞を受賞。
受賞記者会見で砂川さんが”初の顔出し”の気持ちについて語った。 pic.twitter.com/za58wKIgd8— ニコニコニュース (@nico_nico_news) January 19, 2022
芥川賞受賞の砂川文次さんについて調べてみました。
本業のかたわらの隙間時間での執筆を続けた末の受賞です。
本当におめでとうございます。
これからの活躍に期待ですね。
本が売れて収入が見込めるようになったら作家が本業になる日も近いかもしれませんね。
今までメディアに顔をだすことが無く、初めての登場ということで砂川さんもとまどっていらっしゃる様子でしたが、これからメディアに出る仕事が増えてくるかもしれませんので砂川さんの新たな魅力が明らかにされる日も近いでしょう。
というわけで、今回は芥川賞受賞の砂川文次さんの経歴や家族についてのお話でした。