こんにちは。
いよいよJリーグが開幕しました。
ヴィッセル神戸の第1節はアウェーで名古屋グランパスとの試合でした。
昨シーズンの中心メンバーではイニエスタと菊池がベンチ外。
新メンバーの加入もあり、どんなゲームをしてくれるか期待を背負っての1試合目でした。
結果は0-2となりました。
ヴィッセル神戸の開幕戦はイニエスタ・菊池はベンチ外

開幕戦はいつも緊張の1戦です。
ヴィッセル神戸は昨シーズンは3位と、チーム発足以来のリーグ戦では最高順位を獲得してACLの出場権ももらえるところまでいきました。
昨シーズンの中心選手としてはイニエスタ・菊池の両選手がベンチ外でした。
イニエスタはコンディション不良とのことでした。
菊池選手はコンディションが原因なのか連戦をにらんでの温存かはわかりません。
今シーズンの新加入選手を勝手に紹介!
というわけで、イニエスタ、菊池選手のポジションの代役を勤めた新戦力の紹介です。

槙野 智章(まきの ともあき)
生年月日:1987年5月11日
身長:182cm
体重:78kg
血液型:O型
出身地:広島県広島市西区
利き足:右
配偶者:高梨臨
背番号:14
槙野選手を知らない人はおそらく少ないでしょう。
日本代表でも活躍しました。
約10年間浦和の顔としてやってきたので、浦和=槙野というイメージでした。
今度は神戸の顔になってくれるでしょうか。
コミュニケーションに長けていて、闘志にあふれたDF。
サポーターとも積極的に絡んでくれそうですね。
ムードメーカーで攻撃参加も大好き。
PKの時は相手チームにどちらに蹴るのか聞いてきたり、けっこう意外な行動で相手のペースを乱す心理作戦も使う頭脳派です。
とにかく面白い。
チームが明るくなることまちがいなし。
フェルマーレンの抜けた穴をどれだけカバーしてくれるか期待しています。
菊池選手と2人並んだら超アツ間違いなし。

汰木 康也(ゆるき こうや)
生年月日:1995年7月3日
身長:183cm
体重:70kg
血液型:B型
出身地:神奈川県横浜市
利き足:右
配偶者:未婚
背番号:16
持ち味はドリブルということで、浦和では左のウイングでの起用が多かったのですが、ヴィッセルの第1節ではトップ下のセンターポジションでの起用となり、色々なポジションで最初はテストされそうです。
直接のゴールというよりは、ゴールへつながるパスやドリブルを期待されての起用だと思います。
それでも自らのゴールが浦和では多くはなかったとはいえ、0→1→4得点と年々増えているのでゴール前の動きにとにかく注目です。
槙野選手と浦和でやってきたので、槙野-汰木のホットラインが見れるといいですね。
これからの活躍に期待したいです。

扇原 貴宏(おうぎはら たかひろ)
生年月日:1991年10月5日
身長:185cm
体重:75kg
血液型:A型
出身地:大阪府堺市
利き足:左
配偶者:既婚
背番号:33
扇原選手は横浜Fマリノスで5年間不動のMFとして、強いマリノスの守備と攻撃の橋渡しとして活躍してきました。
昨シーズンはここで勝てばマリノスに追いつけるというところで、返り討ちにあったという神戸にとっては苦い思い出があります。
そんなマリノスのゲームメーカーが神戸に来てくれるということで心強いです。

藤本 憲明(ふじもと のりあき)
生年月日:1989年8月19日
身長:175cm
体重:69kg
血液型:AB型
出身地:大阪府富田林市
利き足:右
配偶者:既婚
背番号:21
2019年から神戸に加入して、FWという激戦ポジションでスーパーサブとしてのポジションにいますが、実績の面では順調とは言えません。
その代わり、キャラが立っておりムードメーカーとしての立ち位置で人気のある選手です。
郷家選手・菊池選手らと同じ青森山田高校出身ということで、コラボ企画もありました。
4人の娘のお父さんということで、藤本選手と子どもの幼稚園が一緒という家族ぐるみのサポーターもいて、どっぷり神戸の人になっている選手です。
清水への期限付き移籍でそのまま完全移籍になってしまうのではないかと、心配されていましたが無事に神戸に戻ってきてくれました。
大迫・武藤・リンコンと競争の激しいポジションでどこまでアピールできるか働くお父さんに注目が集まります。

尾崎 優成(おざき ゆうせい)
生年月日:2003年7月26日
身長:186cm
体重:75kg
血液型:A型
出身地:山口県周南市
利き足:右
配偶者:未婚
背番号:34
神戸アカデミーからの生え抜き選手です。
高校2年から2種登録選手としてトップチームの練習に参加していました。
当たり負けしない強靭なフィジカルを武器に神戸のストッパーとしてJリーグで輝きを放つ準備は万全です。
神戸で育ち、大きく羽ばたいてほしいですね。

坪井 湧也(つぼい ゆうや)
生年月日:1999年8月23日
身長:183cm
体重:73kg
血液型:A型
出身地:兵庫県三木市
配偶者:未婚
背番号:28
神戸のアカデミーから昇格がかなわず、中央大学へ進学してから神戸への入団となりました。
佐々木大樹選手とアカデミー時代の同期です。
GKは前川、飯倉の両巨頭がしっかり控えているので出場機会は限られます。
与えられたチャンスでどこまでアピールできるかがポイントです。
新戦力の起用法はどうだったの?

扇原選手は前所属チームでのポジションとほぼ同じ位置での起用となりました。
槙野・汰木選手は浦和でのポジションと違う形での起用となりました。
槙野選手はサイドバックでの起用ということで、守備はもちろんのこと攻撃参加への期待を込めての起用だったと思います。
汰木選手はドリブルに定評があるので、なるべくボールに触る機会の多いセンターに置いて実力を見極めたかったのではないでしょうか?
また、年齢的にもまだ伸びしろがあるので色々なポジションを経験させるつもりでのトップ下起用だったと思います。
扇原には継続を槙野・汰木には革新をのぞんだ?
扇原選手は前チームで確固たるポジションを与えられ、存在感を放っていたので神戸においても前チームと同じやり方を継続してくれることを期待していたのではないかと思います。
それとは対照的に槙野・汰木選手にはもっと存在感を示して攻撃を革新してほしいというメッセージのあるポジションだったと思います。
そういう意味では今節は結果こそ出なかったものの三浦監督が見たかったプレーを3選手はしていたのではないかと思います。
扇原選手のレッドカードは誤算だったと思いますが、あそこで止めなければ追加点というところだったので仕方の無い判断だったと思います。
昨シーズンは初戦を0点で抑えリーグ戦3位まで上り詰めました。
途中あまり得点できず苦しいゲームもありましたが、抜群の守備力がそれをカバーし、少ない得点でも勝利をつかみとってきました。
2節でも失点が続くようであれば、修正が必要になってきます。
個人の能力は抜群だが連携に難あり
チームプレーのスポーツはやはり、個人個人が優れた選手であっても、連携が悪ければ有利な展開に持ち込むことは難しいですね。
今節の神戸は連携面でやはり、まだ新戦力がなじんでいないぎこちなさが出た試合でしたね。
昨シーズンの大迫・武藤選手の加入時も最初の2~3試合は噛み合わなかったのですが、途中からしっかりと噛み合って得点につながっていました。
3節くらいまでは我慢の試合が続きそうですね。
ヴィッセル神戸の開幕戦はイニエスタ・菊池がベンチ外:まとめ

新戦力加入でフェルマーレンの抜けた穴への補強はどこまでできているのか、不安はありましたが今節はその心配が出てしまった試合でした。
また、攻撃の要のイニエスタ、守備の要の菊池の2選手がベンチ外だったのは驚きでした。
攻撃に関しては、コンディション不良でイニエスタが出られなかったのが誤算だったと思います。
それでも過密スケジュールで、今回のようなケースは必ずでてきます。
そのための新戦力のテストマッチとしては、収穫はあったと思います。
3節までに新戦力中心の構成でも勝ち点を積めるように準備が必要ですね。
まだ開幕戦、されど開幕戦です。
ずるずるといかないことを願いますね。
今回はヴィッセル神戸の開幕戦はイノエスタ、菊池選手が不在で新加入選手に注目が集まったというお話でした。